13.簿記2級の過去問分析&解説(142回)

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13.簿記2級の過去問分析&解説(142回)

142回は、第2問で来年度からの出題範囲が出たり、
第3問が読みにくくて計算が大変だったり、ちょいちょいひっかけ問題があったりと、
6月からの試験範囲改定に向けて、出題傾向に変化が見られました
なので、「いま一つスムーズに進まなかった……」という方もいたんじゃないかなと思います。
簿記2級に一発合格-13

第1問

過去問勉強で対応できるスタンダードな問題でした。
しいていえば、(3)の営業外受取手形を使う点が、ちょっと難しかったかなと思います。

 

第2問

こちらも「その他資本剰余金の配当」以外は、過去問演習で解ける問題でした。
それにしても「その他資本剰余金の配当」って、新しい試験範囲ですよね……。
問題を見た時、(え? なんで今出るの?)と思ったのですが、
問題文にすべて指示があったので、何となく解けたという方もいたのでは?

6月からは今回のような指示はつかなくなるので、
改定範囲をしっかり確認しておく必要がありそうです。

 

第3問

財務諸表作成の問題でした。
見開き2ページで、(計算が大変そ~。涙)と思ったはず。
「過去最高に難しかった」という声もちらほら聞こえました……。
こういう面倒なのにつかまると、どんどん時間が過ぎるので後まわしでいいと思います。
解くときは、引当金や現金預金といった、簡単な部分を書くだけで十分です。

 

第4問

標準原価計算の問題ですね。
(1)~(3)は、過去問をしっかりやっておけば問題ない範囲かなと思います。
問題は(4)。「能率差異は変動費のみで計算」と見慣れない文字が……。
能率差異は「変動能率差異」、固定費から発生する能率差異は「操業度差異」に入れましょう。
(4)は、難しいので間違っていいと思います。

 

第5問

工程別総合原価計算の問題です。
特にひっかけもなかったので、過去問演習をしっかりしてきた方にはラッキーな問題でした。^^
仕損とか、原料の追加投入とかもありましたけど、
原料費と加工費のボックス図を書いて、金額を計算すればスムーズに解けたと思います。

 

簿記2級試験の総評・アドバイス

142回の簿記2級は、工業簿記で点数を「しっかり稼いで」、商業簿記は「取れるところで取りたい」試験でした。
全体的に指示が多くて、読みづらい文章が目立ちましたね……。

6月の試験からは試験範囲が広がり、難易度があがる確率が高いですが、
「試験範囲をしっかりと把握する」「基本問題で確実に点数を取る」
この2点を意識した勉強法で進めていけば、必ず合格できるはずです!


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