簿記2級、独学・通学・通信を徹底比較
あなたに合った勉強を方法を見つけましょう♪
日商簿記の勉強法には、ざっくり分けると3つの方法があります。1.「独学」(市販のテキスト・問題集を買って、自分で勉強する)、
2.「通学」(学校に通って勉強する)、
3.「通信教育」(通信教育から届いた教材を使って、自宅で勉強する)、
どれがいいかは、その人の性格や、日々の生活スタイルで変わってくるので、
一概に「これがいいよ!」とは言えないのですが……。
私の場合は、最初は独学で勉強しようと思ったのですが
・本屋に行ったら、テキストが多すぎて、どれがいいか分からなかった。
・出題傾向を調べるのが面倒だった。
・まわりに簿記2級の試験に詳しい人がいなかった。
・毎日仕事で忙しく、勉強時間があまりとれなかった。
・とにかく一発で合格したかった。
などの理由から、通信教育を選びました。
独学、通学、通信教育のメリット・デメリット
簿記2級を受験するときの、独学、通学、通信教育のメリット・デメリットを、ざっくりと表にまとめてみました。
独学 | 通学講座 | 通信講座 | |
---|---|---|---|
メリット | ・費用が一番安い |
・効率的に勉強できる |
・通学よりも費用が安い |
デメリット | ・誰にも質問ができない |
・費用が一番高い |
・その場で質問ができない |
費用 | 5,000円以下 |
5万円~7万円 |
3万円~5万円 |
向いている人 | ・時間に余裕がある人 |
・3~4カ月で一発合格したい人 |
・3~4カ月で一発合格したい人 |
平成28~30年の簿記2級、合格のコツは「新範囲に対応」できるか
簿記2級の試験は、平成28年6月から問題構成が変わるので、「出題範囲の変更と、新規論点にどれだけ対応できるか?」が合否を分けるポイントになってきます。
とはいえ、試験範囲の改定に対応した過去問がないので、「試験でどこが出るか分からない」というのが、現在の状況です。そういう点を考えると、簿記未経験の方や、簿記3級を飛ばして簿記2級を受験する方は、試験範囲の改定が修了する平成30年度までは、通学や通信講座を選択したほうが安全かもしれません……。
とはいえ、費用が独学よりも割高になってしまうので、一度本屋で、最新出題区分に対応したテキストを読んでみて、それからどうするかを決めるのが、一番良いかなと思います。